2010年11月20日土曜日

消費者金融と言う名の殺人システム

消費者金融問題

消費者金融10社が債権回収のため借り手全員に生命保険を掛けていた問題で、大手5社で支払いを受けた件数が18年度1年間で延べ3万9880件あり、このうち自殺によるものは判明しているだけでも3649件に上ることが分かった。(16年47159人、17年43392人)全体の件数の中には死因が分からないものも多く含まれており(約60%)、借り手の自殺によって消費者金融に生命保険金が支払われた件数はさらに多いとみられる。多重債務者が自殺に追い込まれている深刻な実態が浮かんだ。

消費者信用団体生命保険

この保険は「消費者信用団体生命保険」と呼ばれ、大手消費者金融から借り入れる際、契約と同時に借り手を被保険者とする加入手続きが取られている。借り手が死亡した場合、保険金は消費者金融に支払われる。契約後1~2年以上たったケースでは死亡診断書などの提出を省略できるため、3万9880件の中には死因が不明のものも多数含まれている。金融庁は、保険金が支払われた総数に占める実際の自殺件数の割合は10~20%に上るとみている。

犠牲者数不明

この保険については、借り手の大半が加入させられていることを知らず、消費者金融が遺族に死亡確認をせず保険金を受け取っているケースも多い。また、借り手が死亡しても保険金で債権を回収できるため、厳しい取り立てを誘発しているとの指摘もある。
総契約人数が18年度で1343万6442人なので、そんなものだと言われれば、そんなもの程度の誤差の範囲内とも言えるが貧困自殺者8800人の内、17社のみで4908人いるから、それ以外の消費者金融と言う名の殺人システム全体では、どれだけに成ることだろうか?

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